クラウドSaaS資材調達管理システム(e-MASU)
企業を取り巻く経済環境が厳しさを増すなか、収益改善に向けた、資材調達業務によるコスト削減が重要となっています。
製品や資材調達において、工事元請の契約・発注に基づくメーカーへの注文から配送、納品物検品に至る業務の流れは以下のとおりです。
特に工期が数ヶ月掛かることも多い建設・工事業の資材等の調達と配送業務においては、お客様やメーカー・仕入先との入出荷搬入調整やその状況の受払・出来高原価管理などの事務処理も煩雑になりがちです。電話、FAX、メールなどから、注文・納品の検品ミスも見られ、このことはお客者や仕入先などに二度手間の損失になります。更に持ち戻りによる再配送、また異なる建材を都度同一現場へ運ぶなどにより、多数回の配送が発生し物流コストの増加になります。
そこで、お客様、メーカー・仕入先を含む資材の物流状況(注文・出荷・納品・検収)の、クラウドSaaS資材調達管理システム(e-MASU)活用の物流プロセス全体の情報共有・見える化により、サービスプロセスが改善され、事務経費の削減が可能になります。
【システム機器構成】
クラウドSaaSシステムのため明日から利用できます。サーバーやソフトウェアパッケージを購入する必要がなく、インターネット環境でパソコンやタブレットなどのブラウザ操作です。
【特長】
- 見積・注文・納品・請求・支払データなどの入力は、Excel感覚操作
- 現場単位での見積・注文・納品・請求・支払業務などの進捗や売上・利益管理
- 現場などでは、資材・製品の受け払い状況の見える化
- 見積書などは自由に印刷レイアウト変更ができる、Excelと連動の帳票印刷
【導入効果】
- 注文や納品内容確認作業工数の削減が可能
- 納品物のスピーディーな検品と検品内容確認ミス0に
- 物流プロセス全体の情報共有・見える化から事務経費削減が可能
業 務 |
主な機能 |
見積 |
設計書からの拾い出しに基づき、工事先情報や見積(EXCEL)初期データ登録などは、データベースにインポート/エクスポート機能によりできる。 |
注文 |
注文時刻管理から1日何回でも注文ができる。 |
納品 |
時系列の注文に応じた納品情報の登録・確認ができる。 納品資材に直接印刷の製品名・管理番号などは、スマホカメラの画像解析により、製品マスターと照合し確認ができる。 |
注文・納品確認 |
注文・納品数量が時系列に超過/不足数の原因確認ができる。 |
売上高・利益率確認 |
売上高、売上高利益、売上高利益率(%)の表示ほか、設計掛率(%)、仕入掛率(%)も表示・チェックができる。 |
お客様請求・入金 |
納品データに基づくお客様請求/入金は、時刻管理から何回でも対応できる。 |
仕入先からの請求・支払 |
納品データに基づく仕入先からの請求/支払は、時刻管理から何回でも対応ができる。 |
見積書、請求書、出来高管理表、資金繰り一覧等の印刷 |
見積書、注文者、請求書、出来高管理表、資金繰り一覧等の印刷は、Excel フォーム形式から、自由に文字サイズなどのレイアウト変更ができる。 |
利用者管理 |
利用者のアクセス制限設定により、社員は勿論お客様/仕入先との情報共・有見え化ができる。 |
データアクセス監視 |
システム企業管理者は、見積・注文などデーターエントリーの操作記録のモニタリングできる。 |
その他 |
資材注文などデーターエントリーや得意先、仕入先、製品マスター等の登録などは、データベースにインポート/エクスポート機能によりできる。 |
【注文・納品などのデータ入力画面】
1.見積から利益管理まで、1画面の「タブ」操作によりデータ入力や確認ができます。
2.新たな契約取引製品名などは、「行を追加」から任意の行に追加ができます。その他例えば外注費や監視員などの労務費、荷物運賃など経費の明細行追加ができます。
3.注文・納品・請求・支払いなどは、自動日時番号付与により「列を追加」からできます。この機能により、明細行ごとの請求、入金、支払いなどの処理が随時できます。
4.注文後の納品・未納品状況が確認できます。
5.請求処理と入金処理状況は、注文・納品などのデータの繋が分かる連続画面から、納品済み製品毎に請求及び入金データ入力ができます。またその結果、未請求額及び未入金額が確認できます。
6.仕入先からの請求処理と支払い処理状況は、注文・納品などのデータの繋が分かる連続画面から、納品済み製品毎に仕入先からの請求及び支払いデータ入力ができます。またその結果、仕入先からの未請求額と未支払い額が確認できます。
7.注文・納品などのデータの繋が分かる連続画面から、製品毎に売上高、売上高利益、売上高利益率(%)の表示ほか、設計掛率(%)、仕入掛率(%)の確認ができ、売上高利益率のチェックから、その対策が検討できます。
8.売掛金、買掛金管理の残高管理
・データエントリー画面より、得意先、工事先の各仕入済み納品済みの資材毎に、入金→支払いの確認/未入金→未払いの残高が確認できます。
・EXCELファイルをパソコンにダウンロード後、売掛金一覧表、買掛金一覧表の残高印刷ができます。
・月末の自動更新処理により、翌月への売掛金、買掛金の残高が更新されます。
【主な帳票】
見積書や請求書、各一覧表の印刷は、クラウドサーバーからパソコンにExcelファイルとしてダウンロ―ド。Excelシートへ取引内容の説明追加などが任意にできます。
【取引データの見える化】
見積から支払いなどの時系列の取引データ全てが、クラウドサーバーからパソコンにExcelファイルとしてダウンロ―ド。取引における利益アップや課題などは、Excelデータの分析からできます。
【利用者毎の操作制限】
利用者毎に操作の業務範囲が制限できます。
例えば、得意先担当者にタブレットを提供し、工事の製品など注文情報の追加登録などや、製品入荷状況、支払い状況などの確認ができます。同様に仕入先担当者は、工事現場ごとの製品納品状況や請求の入金状況などの確認ができます。
① 製品名 … SaaS型資材調達管理システム(e-MASU)
② ①の製品が対応する業種
- 建設・土木業向け
- 卸売業向け,小売業向け
- その他サービス業向け
③ ①の製品の概要紹介
1.製品概要
工期が数ヶ月掛かることも多い建設・工事業の資材等の調達と配送業務においては、お客様やメーカー・仕入先との入出荷搬入調整やその状況の受払・出来高原価管理などの事務処理も煩雑になりがちです。電話、FAX、メールなどから、注文・納品の検品ミスも見られ、お客者や仕入先などで二度手間になります。更に再配送、また異なる建材を都度同一現場へ運ぶなどにより、多数回の配送が発生し物流コストの増加になります。
そこで、お客様、メーカー・仕入先を含む資材の物流情況(注文・出荷・納品・検収)の、SaaS型資材調達管理システム(e-MASU)活用の物流プロセス全体の情報共有・見える化により、サービスプロセスが改善され、事務経費の削減が可能になります。
【システム機器構成】
SaaSシステムのため、サーバーやソフトウェアパッケージを購入する必要がなく、インターネット環境でパソコンやタブレットなどのブラウザ操作で可能です。
【特長】
①見積・注文・納品・請求・支払データなどの入力は、Excel感覚操作
②現場単位での見積・注文・納品・請求・支払業務などの 進捗や売上・利益管理
③ 現場などでは、資材・製品の受け払い状況の見える化
④見積書などは自由に印刷レイアウト変更ができる、Excelと連動の帳票印刷
【導入効果】
・注文や納品内容確認作業工数の削減が可能
・納品物のスピーディーな検品と検品内容確認ミス0に
・物流プロセス全体の情報共有・見える化から事務経費削減が可能
2.導入事例
導入先業種
●通信・電設インフラ資材、土木建築に要する資材の製造及び販売
●通信・電設インフラ工事、土木建築工事の設計及び施工
従業員数 7名
導入数量 1式(5クライアント)
導入時期 2019/2/1
導入効果
①物流プロセス全体の情報共有・見える化により、サービスプロセスが改善できた。
②注文データと納品内容データの自動照合等により、従来の人的作業が軽減され、荷検品作業時間が従来比1/3で済んだ。
③見積(契約)データを基に処理できることから、納品漏れ、請求漏れ等がなくなる。
④従来のExcel等利用による請求処理や入金消込処理、また資金繰り計画などの事務経費は、20%以上の削減ができた。